結納
「結納」やります
わたしも彼も「両家顔合わせを兼ねた食事会」程度で十分と考えていましたが、彼のお父さまが「結納をする」と言ってきました。
それからが大変でした。
何が一番大変だったかというと、連絡をとるのが大変でした。
お互いの両親は面識が全くないし、仲人さんもいない・・・となると両家の連絡係は、わたしと彼になります。
彼の両親からの連絡を彼が受けて、その内容をわたしが聞いて、わたしの両親へ電話する・・・その逆もありました。
何が知りたいのか、何をどうしたいのか、・・・よくわからず、すれ違いが何度もあり、苛立ったり困惑したりしました。
このときばかりは「仲人さんがいてくれたら、良かったのに」と思いました。
「場所」はどこがええんやろ?
わたしは横浜、彼は東京と福岡を行ったり来たり・・・。
わたしの両親は新潟県内在住、彼の両親は大阪市内在住。
地図の上で、各地を線で結んだら、その内側に色をつけたら、日本の領土の半分を占領できます。
わたしは「どこかホテルでも予約したほうが、食事もできるし、安心かなぁ」と考えていました。
しかし!
彼の両親が「わたしが育った実家を見たいから、是非実家で・・・」と提案が。
そのことを、わたしの母親に伝えると、母親は困った様子でした。
わたしの兄弟は誰も結婚していないので、勝手がわかりません。
それに家業の都合もあります。
不安はありましたが、なんとかがんばってみるということで、わたしの実家でやることになりました。
「日時」はいつがええやろな〜?
彼は4月からは福岡で勤務するので、準備のため、3月には福岡で暮らさなくてはなりません。
わたしは派遣契約期間が終了する4月末までは東京勤務で、土日と祝日だけお休みです。
わたしの実家は冬は民宿(スキー場が近くにある)を営んでいて、4月になると農作業がはじまるから、何とも言えず・・・。
それぞれの都合の良い日で、できれば吉日がいいということで、3月23日(大安)になりました。
「食事」はどないする〜?
わたしの実家でやるということで、食事の用意をしなくてはなりません。
実家は田舎にあるので、周辺には料亭・ホテルというものはありません。
両親が仕出屋さんを探して、そこから宴席料理を宅配してもらうことになりました。
「服装」はどないしよ〜?
最初はスーツでいいと考えていたのですが、わたしの母親から「せっかくだから振袖着たら?」ということで、振袖をレンタルすることになりました。
実家のある町では、成人式は夏に行うから、振袖を仕立てる必要もないから持っていないんです。
振袖の用意と着付けは、母親の行きつけの美容室でお願いしました。
ひと足お先に
連休を利用して、わたしはひと足先に実家へ帰りました。
暖かい日が続いて、家の周りの雪は少なくなっていました。
振袖を選んで、掃除を手伝って・・・バタバタするかと思ったら、ヒマでした。
彼と彼の両親が来て泊まるということで、スキー客の宿泊は断ったそうです。
結納当日
お昼ごはんを食べて、わたしは着付に行きました。
着付が終わる頃、3月下旬というのに雪が降り始めました。
兄が迎えに来て、彼と彼の両親がもうすぐ駅に到着するので、そのまま駅へ向かいました。
彼には久しぶりに会いました。
3月上旬から福岡に行っていましたから。
家に到着して、彼の両親がすでに送ってあった結納飾りを並べていきました。
大阪の某百貨店で購入したもので、水引細工で松・竹・梅の形(関西式)になっていました。
関東式のしか知らないわたしにはとても新鮮で、おひなさまを飾ったときのような気持ちでわくわくしました。
婚約指輪はすでにもらっていたので、わたしがケースといっしょに持ってきました。
受書は、わたしの両親も用意していましたが、結納飾りに同梱されているものを彼のお母さまから渡され、それに署名して使用しました。
準備も整ったところで、結納となりました。
彼と彼の両親、わたしとわたしの両親、それからわたしの兄がそろいました。
(わたしの弟は仕事があったのでパス)
簡単な口上で、あっという間におしまい。
結納飾りの前で記念撮影をしました。
そのあとは楽しい食事です。
乾杯をして、あとはもう好き好き。
料理は食べ切れないほどありました。
お酒はめったに飲めない「雪中梅」
夜も雪が降り続きました。 雪見酒ですね〜
これにて、てんやわんやの結納はおしまい。
行う前は不安ばかりでしたが、一生に一度くらいの体験なので、結納をやってよかったです。