トゥインの機能が大きく変化


両端に見えるポイントがキーフレームになる


これは3点のキーフレームを設定した例
パスが表示され、動きが目に見えてわかる。
もう軌跡を使って確かめなくてもいい!

 すでに「インビトゥイン」というコトバは消えてしまった……。もちろん「インビトゥインスペシャル」というゴーヂャスな響きのコトバも無くなってしまった。その原因は、さきほど述べたスコアにある。
 スコアの表示方法が一新されたことにともなってだろうか、キャストの動きに関連する「トゥイン」が極めて簡単になった。操作感覚はFLASHで用いられている「キーフレーム方式」と全く同じとなった。FLASHから「トゥイン」というコトバが用いられたことに伴い、Directorでもインビトゥインの変わりにトゥインというコトバを使うようになったと推測される。
 しかしFLASHと異なっているところは、動きのパスが見えるところである。複雑な動きも簡単に操作できる。Illustratorでアンカーポイントを移動させたときのような「ぐにぐに感」を味わうことができるのは嬉しい。FLASHのいいところを採用しつつも、さらに一歩すすんだ機能だと言えよう。
 ただ応用的なトゥインを行うとしたときに、インスペクタというものを操作しなくてはならず、昔からのユーザーには若干戸惑いが見られるのかも知れない。