ビヘイビアについて(2)


簡単な方法で命令を組み込むことができる

 実際にビヘイビアを使ってみた。確かに簡単な機能ならつかうことができる。まずはビヘイビア名をつけて、どのタイミングで(マウスアップの時か、フレームを出たときかなど)命令を実行するのかを設定し、どのようなコマンドを実行するのかを選択する。なるほど、確かに簡単な手順で作ることができる。これならLingoの超初心者の方でも、簡単なナビゲーションムービーならすぐにつくることができるだろう。
 上級の方にもこのビヘイビアを上手に活用することをお奨めする。ビヘイビアはすでにいくつか組み込まれていて、自由に使うことができるが、マウスカーソルを変更などというコマンドは、けっこう鬱陶しいので、ビヘイビアを使って楽にすませてしまうのもよいかもしれない。
 料理をするときに、デミグラスソースなどは1から自分で作ってしまわずに、出来合いのものを購入してきたほうが簡単である。味わいは異なるかも知れないが、基礎からLingoを勉強したい方の水先案内人的な機能となるやも知れない。
 ビヘイビアライブラリをつくってみるのも面白いだろう。