矢印ツールの解説
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矢印ツールの解説


goではツールの解説を始めていきましょう。


矢印ツール

物体を選択・移動させるときにつかうツールです。
Flashにおいて、描画されたオブジェクトの選択は、他のソフトとやや異なっていると感じるかも知れません。それぞれ詳しく見ていくことにしましょう。


エレメントの分割

Flashでは手描きしたものでも、総てベクトル処理しています。そのため、単純な図形でも、いくつかの線(エレメント)のあつまりとして処理されています。どのようにしてエレメントとして分割されるのかというのは、以下のような決まりがあります。


シングルクリックとダブルクリック

たとえば以下のように書かれた物体の場合、シングルクリックした場合どうなるでしょうか?シングルクリックした場合は、最小のエレメントしか選択されません。もし下の図のような場合、円全体を選択しようと思うのでしたら、追加選択を行わなければいけません。


追加選択・解除の方法

追加選択するには、そのまま(何も他のキーを押さずに)選択したい部分を選んで下さい。シフトキーなどを押す必要はありません。また、一度選択したものを解除したい場合は、解除したいものをもう一度クリックして下さい。

線の変形の方法

曲線などの場合はカーブの具合を変更することができます。変更の方法はカーブ部分を選択して、マウスボタンを放さずに(押しっぱなしにして)マウスを動かします。ベジェという概念でカーブが変形されるので、慣れるまではちょっととっつきにくいかもしれません。しかしひとたび慣れてしまうと、思い通りの曲線を描くことができます。


曲線をドラッグして変形させることができる

もう一つの変形方法はサブメニューから選択することができます。このボタンを押す度に、それぞれの方向性での変更が加えられるようになっています。サンプルを参照して下さい。


角張った線←   標準    →丸みを帯びた線


吸着(snap)の使い方

Flashにはグリッド表示機能があります。正確な位置にオブジェクトを配置させたいときに使います。手動で升目に合わせて配置することも簡単にできますが、自動で升目に沿わせたいときには***から吸着を選択するか、もしくはサブメニューのグリッドボタンをOnにして下さい。移動させる度に升目に沿って移動する感触が味わえるはずです。


正確に物体を移動させるときなどに有効


© Akira SAno 1996.1997
1997/7/19更新
一応こんなページでも著作権は佐野彰に存在します
リンクフリーですが、メールでご連絡頂けたら嬉しいです。
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