Flashをてきと〜に使ってみよう(3) |
拡張子はつけなくていいの?
はい、自動的に拡張子「.spl」がつくようになっていますよ。
で、またサーバーの設定ってやつがいるんでしょ。サーバー管理者の方に何をお願いすればいいの?
またもやMIME設定をお願いしないといけません。
●UNIXなどのサーバー(ほとんどのプロバイダはこれです)で今回つけ加えるtypeは
AddType application/x-shockwave-flash .swf
です。
●MacHTTP Serverの場合は
BINARY .SWF TEXT * application/x-shockwave-flash
となります。
●WebSTARの場合は
Action:Binary
Filr Suffix: .swf
File Type :SWFL<space>
Creator: SWF2
MIME Type:application/x-shockwave-flash
と記述します。
まずはその前にサーバーが対応しているかしていないかを確認して下さい。もしもサーバーがFlashムービーに対応していたら、管理者にご迷惑をおかけしてしまいますからね。htmlにムービーを埋め込む方法について説明しましょうね。以下のように記述します。
<embed src="ムービーのファイル名" WIdth=AAA Height=BBB>
これが一番基本的な書き方です。shockwave(Director)と殆ど同じ表記方法ですね。AAAとBBBはピクセル数でもよいですし、ブラウザのフレームにしめる割合でも指定できます。ここがちょっと違うんですよね。でも今回のFlashでは盛りだくさんなオプションメニューがついています。上手に活用するとムービーが引き立ちますよ。
●Quality=Low , OutLow , AutoHigh , High
これはムービーのクオリティを決めます。何も記述しない場合はAutoLowが設定されます。ムービー開始時にはクオリティが低いのですが、再生されるコンピュータが高速表示に耐えうると判断すれば、クオリティを高めてくれます。通常は何も記述しないことが多いようです。
●Loop=TRUE,FALSE
何も記述しないとTRUEが選択されます。ムービーのループを設定できます。
●PLAY=TRUE,FALSE
ムービーが自走再生されるかどうかを選択します。何も記述しないとTRUEが選択されます。
●BGCOLOR=rrbbgg
ムービーのバックグラウンドの色を設定します。ムービープロパティよりも優先されます。
●SCALE=ShowAll , NoBorder , ExactFit
WidthやHeightで指定された表示領域に対して表示内容の詳細を決定します。ShowAllは縦横比を保ったまま表示領域全体にムービーを表示します。余白が出来た場合はバックグラウンドカラーでごまかします。NoBorderは縦横比を保ったまま表示領域に余白ができないように表示します。ExactFitは縦横比におかまいなく、表示領域全体にムービーを表示します。何も記述しないとShowAllが選択されます。
●SAling=L,R,T,B
ムービーの表示領域に余白ができたばあい、どちらにムービーを寄せるかを決定します。Lで左、Rで右、Tで上、Bで下になります。また併記も可能ですので、右下に表示したい場合はRTと表記します。
ふぅん、そういうこともできるんだ。なぁんだ、Flashって簡単だね!
おっと、凛さん、それは甘い、甘すぎる!!まだまだ奥があるんですよ。ストリーミングオーディオもできるし、一般画像の読み込みやボタン機能など、まだまだ機能があるんです。今回やったのは、ホントのおさわりです。簡単だけど奥が深い……。Flashってこんなソフトですね。
うー、そんなに奥が深いのか……また色々教えて下さいね。
はい、了解しました。まずはFlashで遊んで色々なものを作ってみることが大事ですよ。遊びながら学んでいきましょうね!
はーい!
次にゆく