ボタンを配置するところまではわかったんだけど、それにどうやって機能を埋め込むのかが問題なのよね。
はい、じゃあボタンに機能を埋め込む方法を説明しましょうね。めっちゃ簡単ですよ。ボタンをダブルクリックしてみてください。そしたらこんなこんなウィンドウが開くはずですよ。
はい、了解!では順番に説明していくことにしましょう。
二つボタンが見えているのってかっこ悪いなぁ。ムービーが動いている時は「stop」のボタンだけで、止まっているときには「play」のボタンが見えるようにできないの?
お、凛さん、良い質問ですね!そう、確かに不格好ですよね。それを解決するために「シーン」というものを使うことにしましょう!Directorだと「マーカー」のようなもので、全く別の場面に飛ぶことができるのです。作り方は簡単で、<挿入>メニューから<シーン>を選択するだけです。では実際のサンプルを作ってみましょうか。
ふぅん、結構めんどくさいですね。シーン2のフレーム+1とかのボタンはわかるんだけど、シーン切り替えの部分が納得行かないなぁ。
さっき「リンクプロパティボタン」というところで、色々な機能が設定できましたが、今回は「Goto」という機能を使っています。「次のフレーム」とかいうのでもできるんですが、細かな設定ができるので今回はGotoを使っています。
あれ?「Goto」と「Goto and Play」ってのはどこが違うの?
「Goto」ってのは単に次のシーンに行くだけで、再生をスタートするという意味ではありません。一方「Goto and Play」ってのは次のシーンに移動して、なおかつ再生を開始するという命令です。通常Flashのファイルは、読み込みされると自動的に再生されるのは、デフォルトで再生の命令が設定されているからです。そこらへんのことを注意して下さいね。
ふぅん、なんとなくわかったような気が……。ま、何度も経験を積んで勉強するわ。で、まだあと色々な機能が残っていますね。これはどう使えばいいの?
では次のページで説明することにしましょう。